野沢にはスノーボードで訪れてばかりだったが、今回初めてそれ以外の時期に来てみた。
目的は旅館のお風呂は勿論、共同浴場巡りである。

・一泊二食\13650也(入湯税込み)
・和室８畳広縁付き、トイレ、洗面所有り。
・液晶テレビ、冷蔵庫有り、浴衣･タオル･歯ブラシ有り
・単純硫黄温泉

(左)通された部屋。(右)館内。古くも新しくもないが、特に汚れてもいない。

お風呂は内湯のみ。野沢でこの規模の旅館にしては結構広い方。

泉質は単純硫黄泉。野沢のお湯らしく浴室には硫黄臭が充満している。
お湯は非加水非循環非消毒。浴槽は熱湯とぬる湯に別れており、ぬる湯には何と底の浅い部分まである。
熱湯の方は鮮度が抜群で、エメラルドグリーンのお湯が見て取れる。ぬる湯は無色だが細かい湯花多めに浮遊。

ぬる湯(それでも結構熱いが)の底の浅い所で、ゆったりと野沢のお湯を愉しむ事が出来る。
湯屋造りの天井を見上げながらの湯浴みは中々に気分が良かった。

浴室天井。

夕食の初期状態。甘味の冷やしトマトがお洒落。

(左)豚肉の陶板焼き(右)揚げたての山菜の天麩羅。量多し。

朝食。りんごジュースが嬉しい。

夕食は空いている別の部屋に案内される。朝食は食事処にて。
特に目立った品は無いが、おかずはちゃんと温かく、どれも美味しかった。

浴室が凝っており野沢のお湯をじっくり楽しめるのは魅力。お風呂の為に来る価値は有るだろう。

日帰りの記事はこちら

・信州牛プラン一泊二食￥17214也(入湯税込み)＋冷酒￥756也
・和室10畳広縁付き
・トイレ、洗面所付き
・テレビ、冷蔵庫有り

・含硫黄･ナトリウム-カルシウム-塩化物･硫酸塩泉

以前から泊まりたいと思っていたお宿に漸く宿泊。私お気に入りの松川渓谷に点在する温泉の一つ。

通された部屋。館内は近年改装しており非常に綺麗。

(左)午後男性内湯浴槽。(中)午後男性露天小浴槽(右)午後男性露天大浴槽。

内湯と露天大浴槽のお湯は、緑白色に濁った七味温泉の掛け流し。見て分かる通りの硫黄泉。硫黄の臭いがプンプン香る。
露天小浴槽は沢の水との混合泉らしい。少し金属っぽい香りがする。浴槽内側を手で擦ると手が真っ黒になる。

お宿名物、洞窟風呂。大まかに、夜中〜午前で男女入れ替え。男性は夜中〜午前利用可能。

夕食。鍋は地元名物の筍汁。これ以外にも揚げたての天麩羅が出てくる。

信州牛のステーキが思ったよりも食べ応えがあり、しかも旨い！お酒を追加しようか悩んだ。

朝食。実にシンプル。

漸く訪れる事が出来た"憧れのあの宿"。予想を超える質の良さであった。
松川渓谷は、紅葉の名所でもあるが、新緑もまた美しい。時期を変えてまた訪れたい。

・一泊二食￥11700也(入湯税込み)
・和室８畳広縁？付き
・トイレ、洗面所付き
・テレビ、冷蔵庫、金庫有り
・アルカリ性単純泉

スノーボード目的で来訪。本当は まるいしに泊まりたかったのだが、空いてなかったのでこちらへ

通された部屋。広い、何より綺麗。清潔感は抜群。

館内は、決して広くは無いが造りは凝っており、基本は和のテイストでありながら洋風の趣もある。

浴室。男女別の内湯が一つずつ。

お湯は循環消毒の表記有り、加水は無し。
循環量が多いのか、白馬八方源泉のヌルツル感は弱い。だが特徴は残っている。舐めると少し甘い。

夕食。後出しで持ってくる出来たてのおかずも続々。

夕食は食事処にて。シーズンのせいもあってかお客さんの半分以上が外国人。恐らくはオーストラリアの方々だろう。
従業員は皆流暢な英語で応対しておりグローバル化の波を感じた。従業員の中には白人の方もおられた。
食事の内容は見た目通りと言った感じで、可もなく不可も無くの典型的旅館の味であった。

朝食。後出しのスクランブルエッグに旅館の意地を感じた。

本命を逃して仕方無く選んだ宿だったが、綺麗な館内で快適に過ごす事が出来て安心した。

(左)夕食盛り付け一例。(右)朝食盛り付け一例。うーむ、紛う事無き伊東園グループだ…

夕食朝食は広めの食事会場にて。特筆する物は無いです、良くある伊東園グループって感じです。

お手頃価格で広いお風呂に清潔感のある部屋、飲み放題食べ放題の食事。何だかんだで利用しちゃう。