湯野浜温泉 温泉民宿 しらはま屋


2013.03

目の前に海水浴場がある温泉地、湯野浜温泉。部屋からは夕陽も拝む事が出来た。

・一泊2食¥8025也(お刺身付きコース、入湯税込み)
・八畳一間、液晶テレビ有り、金庫有り、トイレ・洗面所共同。
・アメニティは浴衣・タオル・歯ブラシと揃っている。
・ナトリウム・カルシウム-塩化物泉

お刺身で一杯やりたくなったので、殆ど思い付きで訪れた湯野浜温泉。
海沿いの温泉地と言う事で、瀬波の様なものを想像していたが、瀬波よりもずっと規模の大きい温泉街でビックリ。


通された部屋。布団は既に置いてあった。

"温泉民宿"と謳ってはいるが、普通に温泉旅館ですね。綺麗とは言い難いが、特段汚れてる箇所も無く環境は良い。
廊下には背の大きい人用の特大サイズの浴衣と、コンビニで貰ったらしい割り箸が一緒に置いてあった。


お風呂は、男女別の内湯が一つづつあるのみ。

お湯は非循環、非消毒、非加水の掛け流し。熱めの源泉が注がれ絶え間なくお湯が溢れ出ている。
無色無臭、口に含むと物凄く良い感じの塩味、こりゃ美味い。しかし飲泉許可は無いので飲めない。
浴感は少し硬い感じでゴワゴワ感有り、浸かっていると肌がキシキシしてくる。温まりは凄く良い。


(左)夕食。蟹が一杯付いてくる。(右)お目当てのお刺身。

こんなに食べちゃっていいの!?ってくらいの充実っぷり。
蟹が思っていたよりも良い物で、味噌も身もしっかり味わえたので満足。


(左)朝食。(右)「サービスです」と、食後にコーヒーが出て来た。

手頃な値段で湯野浜のお湯とご飯を堪能できる実に良い宿である。時期を替えて、ここにはまた訪れたい。


蔵王温泉 ホテルハモンドタカミヤ


2015.02

(左)建物外観。(右)館内。

・一泊2食リフト券付き¥12570也(すき焼きコース、入湯税込み)
・洋室ツイン広縁付き、液晶テレビ・冷蔵庫・金庫有り、トイレ・洗面所付き。
・アメニティは浴衣・タオル・歯ブラシと揃っている。
・酸性含鉄・硫黄-アルミニウム-硫酸塩・塩化物泉(含硫化水素強酸性緑礬明礬泉)

スノーボード目的で来訪。蔵王のゲレンデは長く、広く、そして多様。更に日本屈指の温泉が隣接してるのだから堪らない。
館内は至って普通。廊下は若干寒いが浴衣でうろつける程度。乾燥室がありブーツとボードを置ける。


通された部屋。もっとビジホっぽい物を想像していたが、そんな事は無かった。


内湯と露天風呂。露天風呂は、冬季は温度維持の為に、源泉以外にも熱湯が注がれている。

蔵王の源泉掛け流し。浴室には強烈な硫黄臭が漂い、浸かると若干サラッとした浴感で、舐めると強い酸味とエグミを感じる。


夕食はハーフバイキング。これが中々の代物。

このお宿の夕食は"ハーフバイキング形式"で、予約時にメインとなる料理を選び、更に品数は少ないがバイキング付きと言う物である。
今回私が選んだのは『すき焼きコース』で(数品の小鉢も有り)、このすき焼きも充分美味しかったのだが、
ハーフバイキングの品も結構な出来栄え。ポテトサラダに焼そばに豚の角煮が用意されており、決して粗末な代物ではなかった。


朝食は普通のバイキング。山形名物の"だし"と玉蒟蒻があるのが個人的にポイント高い。

館内も不便は無く、料理も美味しく量も有る。しいてネックを挙げるなら、ゲレンデまで結構な距離を歩かなければならない点だろうか。


あつみ温泉 かしわ屋旅館


2015.06

建物外観。中々に趣がある。

・料金 一泊二食\16449也(入湯税込み)
・部屋 広縁付き和室、トイレ・洗面所付き、冷蔵庫有り
・アメニティ 浴衣・タオル・歯ブラシ付き
・泉質 ナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩泉

海の幸と温泉とお酒を楽しめる場所を求めてあつみ温泉へ。
この時期(6〜7月)の旬は岩牡蠣で、今回の旅の一番の目的であった。


(左)建物内部。漫画が置いてある。(右)泊まった部屋。北向きだが窓が広く明るい。

中は造りこそ古めかしいものの汚れは見当たらず、実に綺麗で快適。手入れは行き届いている。


浴室。ここのお風呂は男女別の内湯が一つずつあるのみ。

何の変哲も無い、如何にもな旅館のお風呂である。浴室内には湯揉み板が立て掛けてあった。
源泉がそのまま掛け流されており、飲泉可。強烈なしょっぱさを予想したが、実際は柔らかな薄い塩味で飲みやすい。
温度は熱めだが水で埋めずとも浸かれる程度。柔らかい浴感で温まりも良い。


夕食。海の幸がどっさり!


(左)お刺身盛り合わせ、蟹、そして地酒。(右)プリップリの岩牡蠣とその他のおかず。

この豪勢な海の幸を独り占め、何と言う贅沢。お刺身は八品あり種類豊富、雲丹も出て来るとは……
そして何と言っても岩牡蠣。サクサクとした食感でありながら味わいは濃厚で、中からジュワッと磯の旨味が広がる。


朝食。この普通さが有り難い。

夕食の印象が強く残ったが、内装の良さもお湯の良さもレベルが高く侮れない。冬の時期の夕食も気になる所だ。


湯田川温泉 隼人旅館


2015.07

湯野浜温泉から山の方面に向かって車で30分弱の所にある湯田川温泉。
温泉街の規模は小さく旅館が密集しているが、温泉街入り口に広めの駐車場があるので不便ではない。
ここには共同浴場もあり、近くの商店で利用券を買う事で立ち寄り入浴が可能。


(左)お宿の看板と入り口。狭いが玄関の脇に車を停められる。(右)泊まった部屋。

・料金 一泊二食\13650也(入湯税込み)
・部屋 広縁付き八畳、洗面台・冷蔵庫付き
・アメニティ 浴衣・タオル・歯ブラシ付き
・泉質 ナトリウム・カルシウム-硫酸塩泉

うーむ、狭い。別に部屋の面積が小さいと言う事ではなく、廊下と言い後述の浴室と言い窮屈な印象がある。
正に外見通りと言う感じで、決して汚くはないが古臭さは否めない。


浴室。浴槽も洗い場も狭い。

小さめの浴槽にたっぷりとお湯が注がれ、お湯が溢れ出ている様子が分かる。
湯温はやや高め、浴感は少し硬い感じで非常にサッパリしている良いお湯である。

しかし、やはり狭い。上の画像は、浴槽だけでなく浴室全体を映したと言っても過言ではない。
すぐ横は壁であり、洗い場のスペースは殆ど無い。

最も不便だったのは脱衣所。扇風機も無いし冷房も効いていない。
暑かったので風を通そうと思って窓を開けても、浴室と脱衣所のすぐ外は道路に面しているので迂闊に開けられない。
一応看板の陰になってはいるものの隙間は大きく、表を歩く人の姿が余裕で見える。アレでは外からも見えるだろう。
脱衣所内には洗面台も無く、濡れたタオルを絞る為には浴室に戻るか、
脱衣所の外にある手洗い場を使うしかない。何故中に設置しないのか。


(左)夕食の初期状態。(右)おかずのアップ。煮付けにイカ焼きにサラダ。


(左)出ました岩牡蠣。(右)天婦羅と地酒。

旬の岩牡蠣はやっぱり旨い。地酒とも良く合いました。それ以外には特に無し。
おかず類は煮魚も焼き魚も、後出しの天婦羅も冷めていた。まあ岩牡蠣が目当てだったから良いけど。


朝食。温泉卵にとろろとは珍しい組み合わせ。

ここ湯田川の温泉街の最奥には梅林公園があり、毎年春先になると梅祭りが開催される。
湯田川温泉には何れまた訪れたいが、このお宿にはもう泊まらないかな……。