奥塩原新湯温泉 むじなの湯


2010.12

泉質の異なる白濁硫黄泉が複数存在する奥塩原新湯温泉。
・¥300也(有志)
・酸性含硫黄−アルミニウム−硫酸塩温泉

奥塩原新湯に於いて、おそらく最も特徴的な泉質であるむじなの湯。
新湯温泉に行くなら、ここには確実に行っておけと某掲示板のスレで謂われる程である。。

浴室には硫黄臭と石油臭が鬩ぎ合うかのように浴室に充満し、若干白濁した鮮度の高い湯が浴槽に並々と湛えられている。
やや酸度の高いお湯は目に入ると少し染みる。温度は高めだが、地元民によれば私が入った時はぬるめの温度だったようだ。
じっと浸かっているとすぐ馴染んできて、熱さの割に長く入っていられる感じ。
ここの他にも共同浴場は二つあるが、いずれも人気施設で年中お客が訪れており、遠方から遥々浸かりに来る方も多い。


奥塩原新湯温泉 湯荘白樺(立ち寄り湯)


2010.12

駐車場隣の爆裂火口。危ないので近寄れない。

有料道路の日塩もみじラインの入り口手前にある。建物の写真を撮り忘れてしまったが、道路脇にあり分かり易い。
駐車場は玄関脇の坂を登った所と、温泉神社の前の2か所ある。
ここは一人客も気軽に受け付けてくれる人気の湯治宿である。泊まったこともあるが、今回は立ち寄り湯。

・¥500也
・単純酸性硫黄温泉

スキー客用のレンタル用品と着替えスペースがあるが、ここからハンターマウンテン(スキー場)まではまだちょっと距離あるな…


内湯。乳白色のお湯に硫黄臭、感激の一言。古めかしいが、決してボロくはなく趣がある。

ここには内湯と露天風呂があるが、露天は基本混浴で、夜に女性専用の時間帯が用意されている。
今回は内湯のみの入浴だが、露天は正直周りが建物に囲まれていて景色は良くない。夜は星が見えるかもしれないが。
流入するお湯はかなり熱いが、湯船ではぬるくなっておりゆっくりと浸かれる。
共同浴場よりも浴槽は広めで、お昼ごろは貸し切り状態になることもあり窮屈さはない。立ち寄りだけでもお勧めである。