通された部屋。広い上に綺麗。
・一泊15950也(入湯税込み)
・12畳一間+さらに奥に休憩スペース
・トイレ、洗面台、空の冷蔵庫付
・炭酸泉、炭酸水素塩泉、単純泉
宿泊客は俺一人だったので、かなり良い部屋に通されたようだ。
こんなに広いのは初めてだ・・・・・・俺が来たときには既に布団は敷かれていた。
近年改装したんだなと分かる部分がチラホラ。今がどれほど綺麗になったのかも良く分かる。
テレビは液晶で、BSも映った。はっきり言って充実し過ぎ。空の冷蔵庫も有難い。
ここのお風呂は、冷たい鉱泉と、2種類の温泉の混合泉を使用している。
内湯。手前の小浴槽が鉱泉、広い方が温泉である。
鉱泉は炭酸泉で、飲泉可。茶色い湯花が見られる。
温泉は熱くもなくぬるくもなく良い温度。藤屋所有の源泉を使用しているとの事。
何の成分かは分からないが、"山の温泉"の匂いが香り、お湯は少し重たい感じがする。
非加水、非循環、非消毒。湯量も多く鮮度も抜群。浴感も最高である。
温泉と鉱泉を交互に入る入浴法の説明があり、それに従い何度も出たり入ったりを繰り返した。
冷たい鉱泉が気持ちよすぎる・・・・・・その後に入る温泉もまた堪らない・・・・・・最高の気分である。
(左)露天風呂。こちらに鉱泉は無い。
(右)貸しきり露天風呂。客は俺一人だったので好きに入れたが。
(左)夕飯の初期状態。この後も数品の追加がある。冷酒は別で注文した。
(右)こちらは飛騨牛のステーキ。さしの入った赤身で肉の旨味十分。
お蕎麦と鱒の味噌焼き。そして天麩羅。時間を見て調理されたものが運ばれてくる。
熊鍋の熊肉。これが食べたかったんです。
どれもこれもかなり美味い!お酒を頼んで正解だった。冷酒ウマー。
熊鍋は、味噌仕立てかと思いきや、醤油と味醂だろうか、すき焼きに近い味わいだった。
熊肉の脂身は、豚・牛の赤身に匹敵する噛み応えで脂っこさは全く感じない。臭みも無い。
噛めば噛むほど味が出る!近所のスーパーで売ってくれよこれ。
朝食。ご飯と味噌汁はこっちから催促して持ってきてもらった。
温泉、設備、食事、どれをとっても申し分ない。というかハイレベルである。
客が俺一人なのに、きちんと用意してくれる宿の心意気に感謝。
・猪鍋コース一泊二食¥15900也(入湯税込み)+地酒\1050也
・前回と同じく、広縁付きの十二畳。設備やアメニティも前回と変わらずの充実ぶりで安心。
(左)炭酸冷泉の小浴槽。掬って臭いを嗅ぐと金属臭がした。非常に軽く柔らかい浴感で気持ち良い。
(右)混合泉大浴槽。こちらも浴感は柔らかで落ち着ける。細かい茶色の湯花も見られた。
(左)夕食の初期状態。此処の岩魚のお刺身は、思ったよりも濃い味がした。
(右)猪鍋。肉厚の赤身肉が嬉しい。味は旨い事は旨いが、熊肉程のインパクトは無い。
私が今まで訪れた施設の中で、此処のお風呂が一番好きかも知れない。
泉質の良い温泉と冷泉の両方を贅沢な掛け流しで楽しめるのが嬉しい。いつか暑い時期にまた来ようと思う。